夫婦であるトオルとユカリには、双子の子供がいた。 兄のユウトと妹のユウカ。二人は夫婦にとても愛されて育てられていた。 しかしある日、事故によって子供たちは命を落としてしまう。 愛する子供たちを亡くした現実を、夫婦は受け止めることができなかった。
その後のとある日の朝。 彼らの家には、何故か死んだはずの子供たちとともに、家族四人で朝食を取る夫婦の姿があった。